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2022年11月7日(月)~13(日)。1年生・2年生・3年生がそれぞれ講堂で礼拝を行ないました。多様性を認めることの大切さ。文化的背景や人種や性差、アイデンティティーに関心を持つという一連のメッセージが與賀田チャプレンからおくられました。


前任地のイギリスでは多種多様な文化、宗教、民族がいるため多様性への配慮がなされていました。

たとえばロンドンにあります日本資本の豚骨ラーメン屋では、豆乳ベースラーメンがあることを紹介しました。豚がタブーなイスラム教徒への配慮のためです。互いの「違い」と「共通点」を知ることは他者理解・自己理解に繋がりますし、共に生きるために必要なことです。

イギリスで「宗教」の科目が義務教育(大学受験科目でもある)であることも頷けます。見た目や年齢などのわかりやすい多様性がある一方、性的指向・性自認や宗教など一見わかりにくい多様性が存在します。だからこそ人は学ぶのです。

聖書では、命や個性は神に与えられたものだからこそ、互いを尊重することが説かれています。本学院の祈りでは「どうか教える者も、学ぶ者もともにへりくだりて、神を畏れ、人を恐れず、人に仕えるために、知識を深め、真理を究め・・・」と唱えられるのはそのためです。教職員・生徒共に各々の個性、多様性を大切にしていき「神を畏れ、人を恐れず、人に仕え」ていくことができますように。