クリスマス礼拝 ~今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。~
12月16日から17日にかけて、4年ぶりに本校の母教会である日本聖公会神戸聖ミカエル教会(大聖堂)にてクリスマス礼拝を行いました。
今年度は宗教部教員が各学年の礼拝でクリスマスのメッセージを語り、参加した生徒たちはパイプオルガン演奏を伴奏に、きよしこの夜などのクリスマスキャロルを歌って一足早いクリスマスを味わいました。
- 初めてのクリスマス礼拝は不思議な空間で、まるで異世界にいるような感覚を覚えました。Cristmasはキリストとミサを合わせた言葉で、イエス・キリストのご降誕を祝う礼拝を意味している、と授業で教わりました。12月はその意味を考えながら過ごそうと思います。
- 入学したての時、ミカエル教会でイースター礼拝が行われました。今日はその時より、聖歌を歌う声が出せたと思います。自分に自信をもって歌えるようになりたいです。
~以下メッセージ(2学年)の一部を簡略化したものです。~
(前略)年末って疲れもたまりますよね。肉体的な疲労ももちろんありますが、私たちの悩みや思い煩いというのも、心に大きな疲れをもたらします。それは大体 対人関係で起こっていたりします。自分の価値観で動かない・従わない物事にどうも人間は弱いですね。
「あのひとにあんなことを言ってしまった」「とらえようによってはまずかった」「なんでしたがってくれないんだろう」などなど。自分ではどうにもできないところまで、人間は自力でそれを超えようとして思い悩みます。
その根底には、自分で他者を含めた世の中をどうにかできる、したいという考えがあるからだと思います。すると人間は高慢になります。自分の価値で推し量れるものに重きを置くようになります。それは神を畏れない姿勢です。変えようのないものにイラついたり、気にそぐわない自分への評価に目を覆ったり、陰でひとをさげすんだりします。人間って醜いですね。この世の価値基準や自分のさじ加減で幸せを図ると結果疲れます。
そんな時、周りの人にそれらを打ち明けると幾分きもちが晴れます。イエス様は言われました。「疲れたもの、重荷を負うものは、誰でもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(後略)
当日集められた献金(¥101,086)は下記の団体に献金致しました。ご協力ありがとうございます。
《献金先》
社会福祉法人汀会 止揚学園
社会福祉法人 エリザベスサンダースホーム
特定非営利活動法人 アジアキリスト教教育基金
公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会
認定NPO法人メタノイア