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国際科で身に付く5つの力の一つ「21世紀の社会に求められる課題を解決できる力」。3年生の「Study without Borders(以下SB)」は、身近な社会課題から地球規模の課題まであらゆる問題を解決するために自身ができることについて考え学習する学校設定科目です。

2024年度は「ネスレ サステナビリティ プログラム」で、プラスチックごみやコーヒー農業の課題に対する取り組みを映像で学習しました。課題の見つけ方や、解決に向けた取り組み方を学び、「農家、サッカーチーム、大学教授まで、一つの商品を作りあげるために様々な立場の人が関わっていることに驚きました。」と生徒。また、マレーシアの教育提携校(セコラスルタンアラムシャ校)とオンラインセッションを実施。本校生徒が海洋ゴミや過疎化などの社会問題を取り上げると、マレーシアの生徒は大気汚染やストローの進化など環境問題について取り上げ、解決策を模索しました。世界規模の課題を実感することで、地球に生きる一員としての意識が高まり、責任ある行動に繋がっているようです。


この取り組みはネスレサステナビリティ プログラムの第1回ベストプラクティス賞を受賞しました。

  • 環境汚染により生まれた紙ストローが、今度は地球にやさしい新素材プラスチックに生まれ変わったことは印象に残った。
  • SBで学んだあらゆる社会課題が自分の生活に関わっていると分かったので、食品ロスやゴミ問題など意識的に自分の行動を変えています。
  • あまり距離を感じずに話せた。国境を越えた。
    マレーシアに行かなくてもオンラインで話せたり共有できたりしてとても楽しかった!


国際科で身に付く5つの力

国際科では、多彩な語学実習プログラムを通して主体的に自分の意見を「英語で発信する力」と、各教科さまざまな角度から深く考えさせる手法を取り入れることで「探究する力」を身に付けることができます。3年間でこれら2つの力を育成し、今後多様化する大学入試形態に対応できる能力を培っていきます。