2022年プロ野球を引退した坂口 智隆さんが、2022年10月26日(水)本校を訪れてくださいました。年に1度は母校のグラウンドに足を運んでくださっているのですが、この度、はじめてインタビューに応えていただくことになりました!
【高校時代の活躍】
高校1年時にエースとして秋季兵庫県大会に出場。準決勝ではノーヒットノーランを達成し、優勝を飾った。近畿大会では堅い守りでベスト4入りし、センバツの切符を射止めた。創部38年初めてチームを甲子園へと導いた。卒業後はドラフト1位で近鉄に入団した。
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Interview
―どんな高校生活でしたか。
坂口:喋れないことばっかりですよ、笑。でも、クラスが楽しかったし、ちゃんと学校に来ようって思ってたんです。授業もね。部活はキツかったですよ。
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ー芸術鑑賞会でステージに上がったり、とにかく目立つ生徒だった聞いていますが。
坂口:背も高かったのでどうしても目立ってしまったんだと思います。ただ、野球に関しては目立ってやろうといつも思っていました。もともと緊張はしないタイプで、ここぞという時にイケる感じでしたね。
ー高校生活の中で、プロ野球の活躍の糧になった部分は何ですか。
坂口:青木先生に怒られたことですね。高校の時は喜怒哀楽が激しくて、試合中に審判に不満を持ったりすることもよくあって。人間形成をしてもらったと思います。携わってくれている人がたくさん居て、感謝する気持ちを教えてもらいました。
ー最後に後輩たちにメッセージをお願いします。
坂口:今やってることが、必ず社会に出て役に立つから。精神力とかね。それにどんな意味があるのかを理解してやった方がいい。必ず人生のプラスになる。
ーありがとうございました。
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ドラフトが決まった日にガッツポーズをしたチャペル前で、青木監督と写真撮影。かしこまったポーズに照れるお二人ですが、23年もの強い絆が感じられました。
今後のご活躍を心からお祈りいたします。ありがとうございました。
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坂口 智隆(さかぐち ともたか)
1984年7月7日生。兵庫県明石市立望海中から神戸国際大学附属高等学校入学。2002年に近鉄に入団。オリックスを経て2016年にヤクルト移籍。2008年からゴールデングラブ賞4年連続受賞。2011年に最多安打。通算1526安打。2022年現役引退。
写真:神戸新聞NEXT2022年10月4日掲載