最新情報
【1年,2年】人権講話《10代に伝えたい性の話》
自他の命の尊さや大切さ、互いの心身を思いやる心について学び理解を深めるとともに、SNS等による様々な情報が溢れたなかで、生徒たちが自分にとって必要な情報をきちんと取捨選択する力をつけることが、今回の人権講話(性教育)の目的です。
《講演》
性教育講座(月経の仕組み、避妊、性感染症、性的同意、デートDV等)※新1年生については、性の多様性を含む
《講師》
大石 真那 氏(NPO法人HIKIDASHI代表)
対象は、新入生及び2年生で、それぞれ別の日に行いました。新入生は、まだお互いのことが良くわからないなかで、これから人間関係を構築していくことになりますので、特に性の多様性や互いの心身を思いやる心を、この段階で意識してスタートをきって欲しく実施いたしました。一人ひとりが、自分も隣人も大切にすることで、全ての生徒たちが安心・安全に生活が送れることを願います。
ためになった・聞いて良かった項目(多い順)
①恋愛・セックス(性的同意・性欲)について
②月経(生理)について
③性感染症について(どのように感染拡大するのかについての実験を含む)
④避妊について
⑤世界女性デー・ジェンダー平等について
この講話で感じたことや学んだこと
- 自分の将来を考えさせられて年頃である今にはピッタリの話で自分が疑問に思ってた所をわかりやすく説明してくれて良かった
- 中学生の時はあまり性教育の授業があまりなく、保健の授業でコンドームの話が少しあったぐらいだったので今回の性教育の話を聞いてとてもためになったと思う。
- これから先、正しく安心してパートナーと付き合えるようにしていきたいと思いました。
- 生理などは男子も理解してあげようと思いました。
《講師略歴》
兵庫県立長田高校から神戸大学医学部保健学科へ進学。卒業後、兵庫県に保健師として入職。母子保健・難病保健事業等等に従事。第4子妊娠を機に性教育の重要性に気づき、独学で性教育について学び、思春期の親子、中高生向けの性教育講座を開始。2021年に兵庫県を退職後、性教育教本「げっけいのはなし いのちのはなし」出版。2022年4月NPO法人HIKIDASHI設立。