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多様性を尊重し、自分を磨きながら社会活動ができるKOKUSAI人を目指す国際科。「探究」では、自分の考えを明確にするスキル身に付けていきます。

1学期、まずは「自分とは何か」を探究するため、自分の長所・強みを考えました。「これって強み?」「これは弱みかも.…」「なんて言い表せばいい?」生徒たちは想像以上に大苦戦。自分を見つめ直し、言語化する難しさを目の当たりにしたようです。そこで生徒達から、ある提案がありました。

「クラスのみんなで強みを挙げ合おう」

国際科3年生は、普段から思っていることを伝え合う雰囲気。そんなクラスだからこそ、この機会を自分を知るチャンスと捉えました。自分では短所だと思っていたことも長所だと言われて、素直に嬉しそうな生徒たち。前より広い視野で考え始めました。

次は個々に過去の体験を振り返ります。その時どんな行動をとったか、動機は何だったか。自分と向き合い、言葉にすることで、明確に自分を捉えていきます。最後は一人ずつに前に出て発表を行いました。「私の長所はポジティブな考えができることです。例えばクラスの活動では…」などと、体験を交えながら長所・強みを表現しました。


行動を振り返ることで、自分自身を客観的に捉えることができました。自分を受け容れることができ、もっと自分を知りたいと思いました。プレゼンをするため言語化したので、強みが明確になり自信を持てました。