8月6日。ヒロシマ平和旅考
原爆が投下された8月6日。その当日にヒロシマの地に立ち、生徒一人ひとりが戦争の悲惨さ、そして愚かさを学ぶことを通して、平和を創り出すために祈り、行動できる人間を育成することは、キリスト教精神を土台に建てられた本校における教育の使命だと考えています。
2024年8月5日(月)~6日(火)日本聖公会広島復活教会で行われた「ヒロシマ平和礼拝」に有志の生徒が参加しました。本校ではこの平和学習を「ヒロシマ平和旅考」と銘打ち、10年以上前より高校・大学の合同学院行事として実施しています。
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初日は広島到着後、本校で集めた「核廃絶署名用紙」約700名分を署名活動拠点校の広島女学院高校に手渡しました。その後、カトリック教会の青少年たちと共に、平和記念公園で行われた「平和の集い」(広島カトリック教会主催)に参加し、礼拝を行いました。
夜は復活教会にて、姉妹校である日本聖公会関係学校からの参加者と夕食を共にしました。語らいの時間には、共に平和を創り出すために自分たちが出来ることは何かについて意見を交換。たとえば、「聖書の中にある、隣人を愛すること」「世界の現状を知ること」など中学生、高校生、そして先生方とともに想いを共有しました。
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2日目は、原爆が投下された8月6日。投下時刻の8:15に合わせて黙祷。1泊2日という限られた時間の中で、実際に被爆された方からお話を聞き、8月6日にヒロシマの地に立ったこと。とても貴重な体験となりました。